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PDウルトラマンインベーダー レビュー|100円でも迷う

『PDウルトラマンインベーダー』(PS)ヒストリーモード全17ステージの登場怪獣を、ゲーム画面の肩書きどおりに一覧にしました。追加の敵が出る2ステージ、ラスボスのバルタン星人、最大の難所ウルトラマンA 1面の攻略も掲載しています。

中古で500円だったのですが…
『PDウルトラマンインベーダー』(PS・1995年)を初めて遊んだ私の結論は「遊ぶだけなら100円でも迷う」です。

PDのロゴの下にウルトラマンモードとオリジナルモードが並ぶタイトル画面

ウルトラ戦士が砲台になり、怪獣の編隊を撃ち落とす。
中身は本当にそれだけの、ウルトラシリーズ版のインベーダーゲームです。
ステージごとの登場怪獣と攻略は、攻略記事にまとめました。
この記事では、実際に遊んで感じたことを書きます。

目次

グレートまで出てくるキャラ選は良い

いちばん良かったのは、ウルトラマングレートやウルトラマンパワードといった、ややマイナーなウルトラ戦士までしっかり扱っていることです。
ヒストリーモードは初代ウルトラマンからパワードまでの9作品を放映順にたどり、作品ごとに番組のタイトル画面が再現されます。

ウルトラマングレートの番組タイトル画面
ウルトラマンパワードの番組タイトル画面
懐ゲーアワー

タイトル画面なんかも頑張って原作再現してるのは伝わります!

デフォルメされたキャラクターも、特徴はちゃんと捉えています。
変身シーン(いわゆるグングンカット)はどの戦士もかわいく仕上がっています。

拳を突き出して飛ぶタロウの変身シーン
タロウはグーじゃなくてパー
青い目のパワードが拳を突き出す変身シーン
パワードは両手を挙げる

怪獣の人選?キャラ選?も、個人的には悪くないと思っています。
ただ、セブンのゴドラ星人やギエロン星獣は、他に出せるキャラクターがいた気がします。

ステージごとのひとこと

全17ステージを遊んで、それぞれに思ったことを書きます。
登場怪獣の一覧と攻略は攻略記事にまとめました。

ウルトラマン 1面
1面の今回登場怪獣にレッドキングとバルタン星人とベムラーが並ぶ

初代ウルトラマンの序盤に出てくる超王道の怪獣を集めた感じです。
ここのキャラ選は文句なしです!

ウルトラマン 2面
2面の今回登場怪獣にダダとゼットンとゴモラが並ぶ

ウルトラマンが負けた怪獣・ゴモラとゼットンは分かります。
人間であるムラマツキャップにすら苦戦したダダ…?

ウルトラセブン 1面
1面の今回登場怪獣にエレキングとメトロン星人とキングジョーが並ぶ

これまたセブンの王道怪獣を集めた感じです。
どのゲームでも登場するような定番の敵ですね。

ウルトラセブン 2面
2面の今回登場怪獣にギエロン星獣とゴドラ星人とガッツ星人が並ぶ

怪獣より異星人が多いことで知られるウルトラセブン。
・・・ですが、もっと出せそうな有名な敵がいただろ、と思ってしまいました。
パンドンやペガッサ星人、恐竜戦車などです。

帰ってきたウルトラマン 1面
1面の今回登場怪獣にキングザウルス3世とアーストロンとテロチルスが並ぶ

キングザウルス3世など、原作でバリアを張る怪獣はちゃんとバリアを使ってきます。
そういう意味での再現度は高めです。

帰ってきたウルトラマン 2面
2面の今回登場怪獣にベムスターとシーゴラスとバルタン星人Jrが並ぶ

もったいなかったのはバルタン星人Jr.ですね。
追加ステージ的な形で、ビルガモを引き連れて再登場します。
…それなら、最初は別怪獣でも良かったのでは?
グドンやツインテールでも面白かったはずです。

ウルトラマンA 1面
1面の今回登場怪獣にベロクロンとバキシムとヤプールが並ぶ

文句なしのキャラ選からの、とても難しいマップです。
一番の難所なので、とんでもない回数見ることになる相手です。

ウルトラマンA 2面
2面の今回登場怪獣にバラバとヒッポリト星人とエースキラーが並ぶ

ヒッポリト星人とエースキラーという有名異星人が登場するものの、前のステージが強敵過ぎて全く印象に残らない悲しいステージです。

ウルトラマンタロウ 1面
1面の今回登場怪獣にエンマーゴとアストロモンスとミニトータスが並ぶ

タロウの中でも特にユニークと知名度を両立するエンマーゴは分かります。
アストロモンスは初回怪獣なので良いでしょう。

ミニトータス????
親のキングトータスとクイントータスがいないし、そもそも倒されてない(セブンによって光の国に連れて行かれた)のでここで倒してしまってはダメでしょう。

ウルトラマンタロウ 2面
2面の今回登場怪獣にバードンとエレキングとタイラントが並ぶ

3話に跨る活躍を見せたバードンと、ウルトラ兄弟をなぎ倒したタイラントの強力な布陣です。
エレキングがセブンでも出てきたので、別怪獣でも良かったはずです。
ただ、セブンでは宇宙怪獣、タロウでは月光怪獣にちゃんと二つ名を原作通り変えているところは評価点です。

ウルトラマンレオ 1面
1面の今回登場怪獣にマグマ星人とブラックギラスとケンドロスが並ぶ

マグマ星人とブラックギラスが出るなら、もう一体はレッドギラスでないと合わないでしょう。
まぁ形がブラックギラスとほぼ同じになっちゃうから、違う形を模索してのケンドロスなのでしょう。

ウルトラマンレオ 2面
2面の今回登場怪獣にノーバとアブソーバとブラックエンドが並ぶ

原作後半に合わせてすべて円盤生物で固めた布陣です。
全然難しくないステージながら、見た目が特徴的な怪獣が並ぶ面白さで印象的です。

ウルトラマン80
今回登場怪獣にジヒビキランとマーゴドンとガルタン大王が並ぶ

まず、話数が少ない海外ウルトラマンでさえ2ステージある中、なぜ80だけ1ステージのみなのでしょうか。
特徴的な話で怪獣も有名なので、ホーやロボフォーなんかを出せば、2ステージ目も作れたはずです。

マーゴドンは最終回ながら、80やユリアンというウルトラ族が戦闘していないので、そこを倒せる点は新鮮です。

ウルトラマングレート 1面
1面の今回登場怪獣にブローズとデガンジャとゴーデスが並ぶ

これは完全に私の問題ですが、グレートだけは全く見たことが無いため怪獣が全然分からず…
『ウルトラマンG』のストーリーの核を担った怪獣がゴーデスらしく、前半はゴーデスvs人間の構図で話が進むそうです。

ウルトラマングレート 2面
2面の今回登場怪獣にコダラーとゲルカドンとシラリーが並ぶ

ゲルカドンとシラリーが色も形も似ているので見分けづらいです。
原作を知らないので特に他の感想はありません。

ウルトラマンパワード 1面
1面の今回登場怪獣にガボラとチャンドラーとレッドキングが並ぶ

パワードは基本的に初代ウルトラマンを中心とした過去怪獣の派生形が登場します。
そのためレッドキングが被るのはしょうがないけど、ウルトラマンで出してない怪獣を選んでいる点は評価点です。
ガボラはまだ分かるけど、チャンドラーは初代マンの方では印象が薄い怪獣なのによくぞ取り上げてくれました!

ウルトラマンパワード 2面
2面の今回登場怪獣にゴモラとダダとバニラが並ぶ

再登場怪獣が多いからということもありますが、このあとのラスボス的なバルタン星人の印象が強すぎるのでこのステージ自体の印象が薄いです。

紹介カードの文章にツッコミたくなる

各作品の最初に出る紹介カードは、文章のクセが強めです。
セブンのカードは「“恒点”とは一体何?」で締めくくられ、80のカードは恋人がいたことに「あまり大事にはしてないようにも」と添えています。

グレートの紹介カードに大気汚染に対応しきれず去った戦士と書かれている

いちばん気になったのはグレートです。
カードには、オーストラリアでこれだから東京だったら三日ももたなかったかも、という趣旨の一文があります。
ですが原作のグレートは、地球の大気汚染のせいで3分しか戦えないという設定です。
グレートからすれば、東京かオーストラリアかは誤差の範囲です。

ゲームオーバー画面だけはかわいくない

ほとんどの画面はかわいいのに、ゲームオーバー画面だけは恐怖というか、不気味です。
ウルトラ戦士たちが手足を曲げたまま、渦巻く空間を漂っています。

手足を曲げたウルトラ戦士たちがゲームオーバーの文字の周りを漂う

手足が曲がっている方向がどこか不自然で、ちょっと怖いです。
このゲームで唯一、かわいいと思えなかった画面です。

負けたときの演出は他にもあります。
ウルトラマン2面でゲームオーバーになると、ゴモラが大阪城を壊すムービーが流れます。
原作オマージュがあるのは魅力です。
セブン2面のコンティニュー画面では、磔にされたセブンがガッツ星人と一緒に映ります。

ゴモラが大阪城を壊すムービー
磔のセブンとガッツ星人が映るコンティニュー画面

ただのインベーダーで新鮮味がない

ここからが本題です。
このゲームは、本当にただのインベーダーゲームです。
ウルトラ戦士が左右に動いて光線を撃ち、怪獣の編隊を全滅させればクリア。
新しいルールはほとんど無く、遊んでいて新鮮味がありません。

ウルトラマンがレッドキングとベムラーの編隊に向かう
コミカルなレッドキングは評価点(笑)

ウルトラシリーズらしさも、タイトル画面と変身シーンと紹介カードに集中しています。
ステージが始まれば、あとは怪獣の絵柄が違うだけです。
ストーリーがあるわけでもないので、「ウルトラシリーズの再現」として見ても物足りません。

ウルトラマングレートやパワードまで登場する9作品の人選。
キャラクターの特徴を捉えたデフォルメ。

ルールが元祖インベーダーそのままで新鮮味がない。
ストーリーが無く、ウルトラシリーズの要素はステージの合間にしかない。

苦戦したのはAの1面と最後のバルタン星人

難しさに波があるのも、このゲームの特徴です。
私が苦戦したのは2か所でした。

懐ゲーアワー

逆に言うと、難しかったのは2か所だけです。

1つ目はウルトラマンAの1面です。
ここだけ超獣がまっすぐ前進してくるので、他の面と同じ感覚で撃っていると間に合いません。

ベロクロンとヤプールが前進してくる中をエースが迎え撃つ

2つ目は最終ステージのバルタン星人です。
紫色のバルタン星人円盤を倒さない限り、バルタン星人は無限に湧き続けます。
円盤を倒すまでは、いくら撃っても終わりません。

青いバルタン星人の群れの奥に紫色の円盤が飛んでいる

どちらも、知っていれば突破できます。
具体的な倒し方は攻略記事に書きました。

コンティニュー前提で進めよう!

ウルトラの母がさあ立ってもういちどちょうせんするのですと励ますコンティニュー画面

コンティニューは回数無制限で、負けたステージから再開できます。
私も半分から3分の2ほどの面でコンティニューしました(ただしコンティニュー画面を見たくてわざと負けてる面もあるので、実際はもっと簡単)。
残機を気にせず、コンティニュー前提で進めましょう。
A 1面と最後のバルタン星人だけ倒し方を頭に入れておけば、あとは数をこなすだけでエンディングまで行けます。

まとめ:わざわざ探して買うほどではない

ウルトラシリーズのファン向けとしては、ストーリーが無くて楽しめません。
インベーダー好き向けとしては、簡単すぎます。
どちらに向けても中途半端で、正直クソゲー寄りです。

私は中古の500円で買いました。
元が取れるかどうかは、この記事次第です。
ただ遊ぶだけなら、100円でも迷います。
わざわざ探して買うほどのゲームではありません。


免責事項

当ブログに掲載しているゲーム画像の著作権・商標権等は、すべて各ゲームの開発元・販売元に帰属します。
本記事で使用しているスクリーンショット等は、記事内容を補足する目的で引用しているものです。
著作権や権利に関して問題がございましたら、お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡ください。迅速に対応いたします。

『PDウルトラマンインベーダー』(PS)ヒストリーモード全17ステージの登場怪獣を、ゲーム画面の肩書きどおりに一覧にしました。追加の敵が出る2ステージ、ラスボスのバルタン星人、最大の難所ウルトラマンA 1面の攻略も掲載しています。

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