毎月恒例の平成レトロゲーム実況Youtubeチャンネルのログ。
2025年12月の結論を先に言うと…
「数字が良さそうに見える部分(再生回数)と、落ち込む部分(再生時間・インプレッション)が同時に起きた月」でした。
そして今月は、変えたことがほぼ1点だけ。
ゲームを 「パワプロクンポケット」→「サバイバルキッズ」 に切り替えた。
編集方針や投稿方針を大きく変えていないので、“シリーズ(ゲームタイトル)変更が、YouTubeの露出・流入・視聴の質をどう揺らすか”を観察しやすい月になりました。
チャンネル基本データ
2025/05/28 チャンネル開設
| 指標 | 数値 | コメント |
|---|---|---|
| 登録者数 | 111人 | 前月比:+7 |
| 総再生回数 | 84,878回 | 前月比:+10,28 |
| 総再生時間 | 1,759.2時間 | 前月比:+125.6 |
| 総動画数 | 129本 | 【内訳】長尺85本、ショート44本 |
| クリック率(CTR) | 平均1.3% | 前月比:+0.2 |
| 平均視聴時間 | 1分58秒 | 前月比:-50秒 |
| 指標 | 2025年11月 | 2025年12月 | 差分 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 視聴回数 | 6,901 | 10,102 | +3,201 | +46.4% |
| 総再生時間(時間) | 200.35 | 117.45 | -82.91 | -41.4% |
| 平均視聴時間 | 2:23 | 1:24 | -59秒 | -41.3% |
| インプレッション | 216,342 | 113,990 | -102,352 | -47.3% |
| CTR | 1.68% | 2.37% | +0.69pt | — |
| 登録者増 | 4 | 7 | +3 | — |
今月の“ねじれ”ポイント
- 再生回数は増えた(前月比 +46%)
- 再生時間と平均視聴時間は下がった(前月比 -41%)
- インプレッションは減ったのに、CTRは上がった
この手のねじれは、ゲーム実況動画系だとわりと起きます。
特に「シリーズ変更」や「ショート比率の変化」が絡むと出やすいです。
シリーズ変更で起きがちな“指標のねじれ”をどう読むか

なぜ「再生回数↑ なのに 再生時間↓」が起きるのか
今月の数字はまさにこれでした。
ポイントは単純で、“短い視聴が増える構造”になると、回数は増えても時間は伸びにくいです。
12月はショート動画が強く、コンテンツ側の集計でも視聴回数ベースで
ショート視聴:約40% → 約74%(視聴の7割以上がショート動画、長尺動画は3割未満)
まで上がっています。
ショートが伸びるのは良いことも多い一方で、平均視聴時間や総再生時間の見た目は落ちやすい。
ここは「失敗」と即断せず、次の流入分析までセットで見るのが安全です。
なぜ「インプレッション↓ なのに CTR↑」が起きるのか
これも12月の特徴でした。
- インプレッション(見せてもらえた母数)が減った
- でも 見せてもらえた範囲ではクリックされている(CTR上昇)
実況でシリーズ変更をすると、YouTube側が「誰に見せると反応が良いか」を探り直す(=露出が安定しない)ことがあります。
そのタイミングで、“広く配られない”けど“刺さる人には刺さる”みたいな動きが出るのは珍しくない印象です。
クルエイチ先月もゲームタイトル変更でデータが大幅変動しています。
詳しくは以下の記事で!
流入がどう変わったか:おすすめ・検索・ショートの勢力図


ここからが本題です。
「どこから見られたか」が変わると、同じ動画でも数字の意味が変わります。
主要トラフィックの比較(視聴回数&再生時間)
| トラフィック ソース | 視聴回数(割合) | 差分 | 再生時間 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 11月 | 12月 | 11月 | 12月 | ||
| ショート フィード | 1,322 (19.2%) | 5,121 (50.7%) | +3,799 | 1.36h | 7.58h |
| YouTube 検索 | 1,741 (25.2%) | 2,124 (21.0%) | +383 | 29.67h | 23.51h |
| ブラウジング機能 | 2,364 (34.3%) | 1,370 (13.6%) | -994 | 84.99h | 31.51h |
| 関連動画 | 713 (10.3%) | 501 (5.0%) | -212 | 39.75h | 15.76h |
| 再生リスト | 243 (3.5%) | 332 (3.3%) | +89 | 22.62h | 28.33h |
| チャンネル ページ | 238 (3.4%) | 292 (2.9%) | +54 | 10.54h | 4.94h |
- 11月:ブラウジング(関連動画、トップページ等)中心
- 12月:ショートフィード中心
つまり、12月の「再生回数が増えた」は、かなりの割合で ショート起点です。
インプレッションの落ち方が“おすすめ面の弱さ”を示している
インプレッションが落ちた内訳をみると、特に影響が大きいのはここでした。
- ブラウジング機能:83,209 → 38,496(-44,713)
- 関連動画:99,987 → 37,849(-62,138)
おすすめ面(ホーム・関連)からの露出が弱い月は、実況だと「シリーズ変更」「視聴者層の入れ替わり」「維持率低下」などが絡むことが多いです。



ゲームタイトルが変わると、(あくまで予測ですが)Youtube側も誰に動画をおススメすべきかという判断がリセットされちゃうんですね。
逆に良いニュース:検索は増えた(+383)
YouTube検索は 1,741 → 2,124 と増えました。
おすすめが弱いときほど、検索が下支えしてくれるのは助かります。



有名VTuberが「スーパーヒーロー作戦」を実況したっぽい。
11月にも影響は出ていたのですが、12月も引き続き影響アリ。
・スーパーヒーロー作戦BGM集の動画
・スーパーヒーロー作戦の攻略ブログ
これが検索からの流入で急激に増えました!


実況者向けの実務としては、検索が増えている月は、
- タイトルでの表記ゆれ(DQ7 / ドラクエ7 / Dragon Quest VII…)
- ゲーム名+内容が分かる型(例:「序盤の罠」「詰まりポイント」「検証」)
みたいな基本が効きやすいです。(過去にやっていた別チャンネルを含めた、これまでの体感…)
コンテンツ分析:12月に伸びた動画の共通点
ここで、伸びた動画を具体例に、読者の皆さん(ゲーム実況者)にヒントになりそうなことを書いてみます。
12月:再生回数トップは“ショート”に入れ替わり
- 【HP切れ】スタミナが無くなるバッドエンド🪫『サバイバルキッズ Lost in Blue 2』(ショート)
- 1985年に在籍していない選手【阪神タイガースDS】(ショート)
11月の再生回数トップは、長尺の作業用BGM(『スーパーヒーロー作戦』)でした。
12月は「回るのはショート、時間を稼ぐのは長尺」の構図がよりはっきりしています。
12月:総再生時間トップは“長尺(+過去資産)”が支える
12月の総再生時間トップは、今月投稿・最新投稿とは限りません。
私の場合は「過去動画の蓄積」が効いています。
- 『スーパーヒーロー作戦』BGM&カードコレクション【作業用BGM】(長尺):24.26h
- サバイバルキッズのエピソード群(長尺):上位に複数
ここは実況者として現実的で、新規をショートで拾っても、視聴体験の“本丸”は長尺に残りやすいです。



結局、再生時間を考えるなら圧倒的に長尺動画が有利です。
再生回数ならショート動画が有利です。
重要:シリーズ変更で「インプレッションの最大値」が別物になった
おすすめ面の弱さを分かりやすく見るなら、“インプレッション最大の動画”の差が強烈です。
- 11月 最大:72,518(パワポケ11の長尺エピソード)
- 12月 最大:9,326(サバイバルキッズの長尺エピソード)
これだけ母数が違うと、同じ伸び方は期待できません。
12月はまさに 「おすすめ面が強くない月」でした。
そもそも【サバイバルキッズシリーズのファン数】と【パワプロクンポケットシリーズのファン数】が大きく違うためだと思われます。
インプレッション数を追うなら、どうしても【自分が配信したいゲームタイトル】より【ファン数が多いゲームタイトル】の方が良いわけですね。
考察:12月は「シリーズ変更×ショート認知」で、数字が割れた月


12月は、変えたことがほぼ「タイトル変更だけ」なので、整理もしやすいです。
- シリーズ変更で、おすすめが学習し直している(可能性)
- そこでショートが伸びると「再生回数」は上がる
- 一方で、短い視聴が増えるので「平均視聴時間」「総再生時間」は下がりやすい
- インプレッションが落ちると、露出の土台が薄くなる(=長尺が伸びにくい)
この状況で大事なのは、“今月は良い月だった/悪い月だった”を一言で決めないことです。
実況者向けに、判断をもう少し実務へ寄せるなら…
- ショートが伸びた → 認知の入口としてはプラス
- ブラウジングの露出が弱い → 長尺の伸びしろは残っている
- 検索が増えた → タイトル設計の方向性は悪くない
…みたいに、分解して見る方が次の打ち手に繋がります。
実践:シリーズ変更をするときのチェックリスト
ここからは、今回のデータを「他チャンネルでも使える形」にします。
皆さんも参考にしてみてください!(あくまで”参考”です)
シリーズ変更直後(最初の2〜4週間)に“必ず見る”もの
- インプレッション(母数が落ちていないか)
- CTR(刺さっているか)
- 主流入(ブラウジング/関連/検索/ショートのどれが主役か)
- 平均視聴時間(短い視聴が増えていないか)
状況別:おすすめ面が弱いときの対処
ブラウジング・関連が落ちたときに、まずやること(優先度順)
- 冒頭15〜30秒の設計
- 今日の目的(何をする動画か)を先に言う
- 見どころを1つ先出しする
- タイトルの“内容説明”を強める
- ゲーム名だけでなく、「何が起きる回か」を入れる
- シリーズ内の統一感
- タイトルの型、サムネの型、ナンバリングの付け方を揃える
おすすめ面は、視聴者の行動(離脱/次動画)に影響されやすいので、細部が効きやすいです。
ショートの使い方
- ショートで伸びても、長尺の指標は別物(平均視聴時間などは割れやすい)
- だから「ショートが伸びた月=チャンネルが安定成長した」とは限らない
- 代わりに、“入口ができた”と捉えて、次の月で長尺(またはシリーズ)側の土台を整えるのが現実的
- 正直、ショート動画から長尺動画への流入は皆無(長尺動画の切り抜きショート動画でもかなり少ない)
今後の展望・目標
1月は「ドラゴンクエストⅦ(PS版)」を公開(話題性・検索の波を狙う)
1月は、PS版『ドラゴンクエストⅦ』を扱う予定です。
近いうちにリメイク版が出る流れもあり、今は「原作をおさらいしたい」層が増えやすいタイミングだと見ています。
実況者視点で言うと、これは「流行りに乗る」よりも、
- 検索される可能性が高いテーマへ寄せる
- 関連動画で繋がりやすい “ゲーム文脈” に乗る
という意味で、打ち手として分かりやすいです。
1月公開分は「雑」になっている自覚あり
正直なところ、12月は本業の会社員としての仕事が忙しく、1月公開予定の動画が粗いです。
動画内容(編集だけでなくゲームプレイ自体も)、サムネイルがかなり雑で手抜き状態。
ここを放置すると、話題性でクリックが増えても、視聴が伸び切らない(おすすめに乗り切らない)可能性があります。
まとめ
2025年12月は、シリーズ変更の影響が出やすい月でした。
再生回数だけ見ると好調に見えますが、流入を見ると「おすすめ面が弱い」こともはっきりしています。
実況は、月ごとの数字が“ねじれて見える”ことが普通にあります。
なので次月以降も、回数・時間・露出・流入をセットで見ながら、淡々と改善していきます。
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