「ゲームブログで稼ぎたい」と思って始めてみたものの、現実はそう甘くありませんでした。
記事を書いてもアクセスは思うように伸びず、広告収入は1ヶ月で数円から数十円。
物販は労力に比べて成果が小さく、投げ銭やスポンサー案件も規模がなければほとんど期待できません。
私自身、この厳しさに何度も挫折しそうになりました。
けれど試行錯誤を繰り返すうちに見えてきたのは、ゲームブログの収益構造そのものを理解する大切さでした。
本記事では「広告」「物販」「スポンサー」「投げ銭」など、それぞれの仕組みと特徴を整理し、どう活用すれば少しでも安定した収益につなげられるのかを解説します!
現在、私は最低でも2円/日の収入は安定しています。
毎日最低でも2円は稼げる…そんな低レベルで安定しているゲームブログのリアルです。
ゲームブログの収益構造とは

ゲームブログで収益が発生する仕組みは、大きく分けて「広告」と「アフィリエイト(物販)」、そして最近注目される「スポンサー・案件」や「投げ銭」の4種類に整理できます。
これらを組み合わせることで、収益の安定感が増していく・・・人もいます。
私自身もブログを立ち上げた当初はアドセンス広告だけに頼っていましたが、すぐに限界を感じました。
アクセスが増えても数円/月程度しか入らず、「このままでは続けられない」と痛感したのです。
そこで物販や案件紹介を組み合わせるようになり・・・成果を感じられず辞めました。

私は現在アドセンス広告一本に近い形ですが、これはいろいろ試した結果です。
ここからは、代表的な収益の仕組みをもう少し詳しく掘り下げていきます。
クリック型と表示型の違い
ゲームブログに最も多く使われているのがGoogleアドセンスに代表される広告収益です。
この広告には大きく「クリック型」と「表示型」の2種類があります。
- クリック型報酬(CPC)
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読者が広告をクリックしたときに収益が発生する仕組みです。
ブログジャンルや読者によって単価が異なり、ゲーム系は単価が低いと言われています。私の実例では、月間1,000PVを集めたときのクリック単価(CPC)は平均で 5円前後。
クリック率(CTR)はおおよそ 0.5〜1% ほどでした。
つまり、1,000PVあってもクリック数はせいぜい10回未満、収益にすると50円に到達するかどうか…です。 クルエイチ私は株ブログも運営していますが、そちらのCPCは20円以上あります…
- インプレッション型広告(CPM)
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広告がページに表示されただけで収益になる制度で、クリックされなくても報酬が加算されます。
私の実例では、1,000回表示されて10~20円といった水準です、大量のPVがあるブログでは積み上げ効果が期待できます。私の収益の柱になっています。
広告収益は「アクセス数×単価」に強く依存するため、トレンド記事やSNS拡散を狙わない限りは大きな伸びを期待しにくいのが現実です。
物販・スポンサー・案件


もうひとつ代表的なのが、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトといった物販収益です。
ゲームソフトや周辺機器を紹介して購入につながれば報酬が得られますが、紹介料率は2〜3%ほど。
1本5,000円のソフトが売れても100円前後にしかならず、数をこなさなければまとまった金額にはなりません。
ただし、周辺機器やゲーミングチェア、サブスク型サービスなど単価の高い商品を紹介できれば、意外とまとまった収益になることもあります。
レビュー記事や比較記事を工夫すれば、広告よりも収益性が高くなるケースもあります。



例えばアニメ原作のゲームなら、アニメを見れる動画配信サービスの紹介なんかも可能です。
さらに近年では、ゲーム系ブログにもスポンサー契約やPR案件の依頼が少しずつ増えています。
インディーゲームのレビュー依頼や広告枠の販売など、小規模でも「メディア」として評価されればチャンスはあります。
加えて、読者が直接応援してくれる 投げ銭(寄付・サポート機能) を導入するケースも見られるようになりました。
ブログ単体では仕組みを整えにくいですが、noteやpixiv FANBOXなどの外部サービスを併用すれば、固定ファンからの支援を得ることも可能です。
これは金額的には小さくても「応援してもらえている実感」がモチベーションにつながる点で大きな価値があります。
当サイトでもOFUSEでの投げ銭機能を用意しています!
が、ファンが少ないのでほとんど機能していないのが現実です…
サイト運営費をご支援いただけると励みになりますm(__)m
100円から応援する収益比率の目安と特徴
実際のところ、ゲームブログの収益は次のような比率に落ち着くことが多いようです。
※周囲の事例からの推測
- 広告収益(クリック+表示型): 全体の50〜70%
- 物販(Amazon・楽天・ASP): 全体の20〜30%
- スポンサー・案件: 全体の5〜15%
- 投げ銭・サポート: 全体の数%
このように、最も大きな柱は依然として広告収益ですが、それだけに頼ると限界が早く訪れます。
物販や案件を織り交ぜることで収益が安定しやすくなり、さらに投げ銭やファン支援の仕組みを取り入れることで、少額ながらも「固定的な応援」を得られる点が特徴です。
ブログ運営を続けるなら「1つの仕組みに依存しない」ことが何より重要です。
アクセスが落ちても他の柱で支えられる状態を作っておくことで、長期的に安心して運営を続けられるでしょう。
私がアドセンス一本にした理由


記事の最初の方で、「私は現在アドセンス広告一本に近い形ですが、これはいろいろ試した結果です。」と書きました。
これについて、ここまでの内容と経験を踏まえて補足したいと思います。
現実的にアドセンス以外で収益化は難しい
これまで物販や投げ銭、スポンサー案件など、さまざまな収益手段を試してきました。
しかし最終的に私が選んだのは、Googleアドセンス一本に絞る運営スタイルでした。
まず、投げ銭について。
確かに読者から直接応援してもらえるのは嬉しいのですが、実際には相当な規模のファン層がいなければ収益は発生しません。
私のブログ程度の規模では、ほとんどゼロに近い状況です。
次にスポンサー案件。
これも魅力的ではありますが、現実としてはサイトの規模や知名度がある程度なければオファーが来ません。
小規模なゲームブログに企業案件が舞い込むことはまずなく、数少ない案件に手を伸ばしても空振りに終わるケースがほとんどでした。
さらに物販(Amazonアソシエイトや楽天)。
一見、ゲームソフトや周辺機器の紹介は親和性が高いように思えますが、実際には「記事作成の労力」に対して収益が割に合いませんでした。
ゲーム記事は、攻略情報を得たユーザーはすぐにゲームに戻ってしまいます。
そのためユーザーの滞在時間や回遊率が低く、リンクをクリックする前に離脱されがちです。
たとえ売れても1本数十円から百円程度では、労力に見合っているとは言い難いところ。
楽さと収益のバランスを取れる


そうした試行錯誤の末に残ったのが、アドセンスのインプレッション型収益でした。
ページが読まれるだけでわずかに収益が積み上がって、アクセス数に比例して地道に増えていきます。
確かに安価で、爆発的に稼げるわけではありません。
しかし「記事を出せば必ず少しは収益になる」という安心感があり、結果的に一番ストレスが少なく、続けやすい方法でした。



クリック型は単価も低いし、そもそもクリックもされない…
結局のところ、ゲームブログの収益化は華やかな方法よりも「地道にPVを集めて、アドセンスで安定した小さな収益を積み上げる」ことが現実的だと感じています。
私にとっては、その安定感こそが長く運営を続ける最大の理由になりました。
エールを込めた結び
ゲームブログは決して楽に稼げる世界ではありません。
しかし、工夫と継続次第で「自分だけのメディア」を育てる楽しさがあります。